- ここ最近髪の毛にハリがなくなってきた。
- 昔は元気いっぱいの毛質だったのになんだかボリュームがなくなってきたように感じる。
正直10代の頃と20代で比べても、髪質が変わってしまったと感じますし、
それが30代40代50代となるとさらに顕著に変わっていきます。
それが30代40代50代となるとさらに顕著に変わっていきます。
もともと髪の毛がかなり多く1本1本が太いことが悩み、というような方はまた別です。
大半の方は年齢とともに髪の毛のハリやコシが失われていくことに不安を感じるのではないかと思います。
大半の方は年齢とともに髪の毛のハリやコシが失われていくことに不安を感じるのではないかと思います。
誰しも年齢を重ねてもハリ・コシが保たれた若々しい髪の毛でいたいですよね。
若々しい髪の毛でいることは見た目の印象をかなり左右します。
若々しい髪の毛でいることは見た目の印象をかなり左右します。
髪の毛は顔の見た目の約7割を占めているとも言われています。
お肌はピカピカでも、髪の毛がボサボサでは大損です。
お肌はピカピカでも、髪の毛がボサボサでは大損です。
髪の毛を若々しく保って、素敵に年を重ねましょう
髪の毛の構造はどうなっているのか
髪の毛のハリ・コシを担う場所はどこにあるのか。少しだけ専門的な内容になりますが、
髪の毛の構造を知っておくことで髪の毛のケアに対する姿勢が変わるのではないかと思います。
髪の毛の構造を知っておくことで髪の毛のケアに対する姿勢が変わるのではないかと思います。
髪の毛を輪切りにすると、その構造は3層から成り立っています。カッパ巻きの断面をイメージしてみてください。
外側の海苔の部分がキューティクル、酢飯の部分がコルテックス、キュウリの部分がメデュラと呼ばれています。
外側の海苔の部分がキューティクル、酢飯の部分がコルテックス、キュウリの部分がメデュラと呼ばれています。
キューティクルは皆さんもよく聞くかと思います。
キューティクルはウロコ状の膜です。
キューティクルはウロコ状の膜です。
ここで聞きなれないコルテックスとメデュラについて説明します。
先にメデュラなのですが、こちらは産毛や乳幼児の毛や細い毛質の白人にはほとんどないと言われています。
化学薬品には弱いです。
化学薬品には弱いです。
大事なのはコルテックス。
コルテックスは髪の毛の大半部分を占めています。
繊維状の細胞からできていて、
弾力性が強いです。
やわらかいタンパク質でできていて太さや柔らかさはコルテックスで決まります。
繊維状の細胞からできていて、
弾力性が強いです。
やわらかいタンパク質でできていて太さや柔らかさはコルテックスで決まります。
またメラニン色素を含み色調を決めています。
コルテックスは毛髪の性質を左右する重要な部分なのです。
コルテックスは毛髪の性質を左右する重要な部分なのです。
コルテックスがとても大事な部分というのはお分かりいただけたかと思います。
キューティクルは髪を保護する役割があり、ツヤや指通りを左右します。
一番外側にあるキューティクルが傷めば必然的にコルテックス部分が傷みやすくなるわけです。
キューティクルは髪を保護する役割があり、ツヤや指通りを左右します。
一番外側にあるキューティクルが傷めば必然的にコルテックス部分が傷みやすくなるわけです。
髪の毛は死んでしまっている細胞なので、切っても私たちは傷みを感じません。
死滅細胞のため、ダメージがあると自ら修復はできません。いかに綺麗に維持するかが大切になってくるのです。
死滅細胞のため、ダメージがあると自ら修復はできません。いかに綺麗に維持するかが大切になってくるのです。
髪の毛を傷めつけないよう日々ケアを怠らないようにしましょう。
なるべく髪は傷めないように注意
1回のカラーリングやパーマで髪の毛は0.03mm細くなるとも言われています。
度重なるカラーやパーマでのダメージで、髪の毛のハリ・コシが奪われていくのは明らかです。
カラーやパーマの前後で適切な処理を行ってくれる美容院で施術を行うことは、髪の毛にとってとても大事なことです。
度重なるカラーやパーマでのダメージで、髪の毛のハリ・コシが奪われていくのは明らかです。
カラーやパーマの前後で適切な処理を行ってくれる美容院で施術を行うことは、髪の毛にとってとても大事なことです。
特に自分で髪の毛を染めている方も多いとは思いますが、自宅でする繰り返すカラーリングは
美容院でするカラーリングより何倍も髪にダメージが蓄積されてしまうことを肝に命じておきましょう。
美容院でするカラーリングより何倍も髪にダメージが蓄積されてしまうことを肝に命じておきましょう。
ドライヤー前には洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使用することや、半乾き
や湿った状態のまま寝てしまわないようにすることなど、できるところから日々のケアの見直しを始めましょう。
や湿った状態のまま寝てしまわないようにすることなど、できるところから日々のケアの見直しを始めましょう。
健康な髪の毛は健康な頭皮から
先ほど髪の毛の構造を知ったことで、ハリ・コシのある綺麗な髪の毛に保つには
髪の毛を傷めないことが大切だと知っていただけたかなと思います。
髪の毛を傷めないことが大切だと知っていただけたかなと思います。
ただし髪の毛だけをケアしているようでは、年齢とともに変化していく毛質には対応しきれません。
頭皮の中に毛髪の細胞をつくる生成工場があります。頭皮の環境を健康に保つことで、健康的な毛髪ができてきます。
年齢とともに頭皮がかたくなってきたと感じてはいませんか。
シャンプーの時に頭皮をマッサージしたり、美容院でたまにはヘッドスパをしたりしてあげましょう。
また、頭皮が汚れて毛穴が詰まってしまっていたり、日焼けしている状態も良くありません。頭皮の状態をチェックしましょう。
また、頭皮が汚れて毛穴が詰まってしまっていたり、日焼けしている状態も良くありません。頭皮の状態をチェックしましょう。
頭皮は女性ホルモンの影響を受ける
男性の薄毛は局所的なものに対して、女性は年齢を重ねるとともに髪にハリ・コシが減って
全体的に髪の毛が薄くなったと感じるようになります。
これは女性ホルモンの影響が大きいのです。
全体的に髪の毛が薄くなったと感じるようになります。
これは女性ホルモンの影響が大きいのです。
女性ホルモンを整えることは、身体の調子を良くするだけでなく頭皮の環境を整えることに繋がります。
睡眠不足や冷え性、食事バランスの偏りなどは健康の上でも良くありません。
自分のライフスタイルを見つめなおして、リラックスできる時間をつくることが大事です。
好きなアロマの香りでゆっくり湯船に浸かってみてはいかがでしょうか。
睡眠不足や冷え性、食事バランスの偏りなどは健康の上でも良くありません。
自分のライフスタイルを見つめなおして、リラックスできる時間をつくることが大事です。
好きなアロマの香りでゆっくり湯船に浸かってみてはいかがでしょうか。
アロマオイルには女性ホルモンに効果があるものがいくつもありますよ。
また頭皮の血行を促進してくれるアロマオイルもあります。
頭皮のマッサージをしながら少しゆっくりできる時間がつくれると素敵ですね。
また頭皮の血行を促進してくれるアロマオイルもあります。
頭皮のマッサージをしながら少しゆっくりできる時間がつくれると素敵ですね。
ハリ・コシに有効な成分
いろんな種類のトリートメントやケア商品がありますが、どんな髪に使用すると効果的かそれぞれ特徴があります。
ここでは簡単にトリートメントに含まれる髪にハリ・コシを与えてくれる成分をチェックしてみましょう。
ここでは簡単にトリートメントに含まれる髪にハリ・コシを与えてくれる成分をチェックしてみましょう。
・加水分解ケラチン
・加水分解卵殻膜(カスイブンカイランカクマク)
・加水分解卵殻膜(カスイブンカイランカクマク)
加水分解卵殻膜はニワトリの卵殻膜由来で強い保護膜を作ります。
自分の使っているトリートメントやコンディショナーにこちらの成分が入っているかチェックしてみましょう。
自分の使っているトリートメントやコンディショナーにこちらの成分が入っているかチェックしてみましょう。
また新しくトリートメントなどを買う際にも、商品の裏側の成分表示をチェックしてみてくださいね。
髪の毛と頭皮のケアを見直してハリ・コシを保った美しい髪の毛を維持しましょう。